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『悪人面したB級冒険者』2巻 | 勇者登場・アリアメルに迫る危機

『悪人面したB級冒険者』アイキャッチ 悪人面したB級冒険者
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『悪人面したB級冒険者』2巻でも敵には容赦ないグレイが大活躍!

出典:『悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる』
原作:えんじ 著者:こげめ 掲載紙:電撃コミックスNEXT/KADOKAWA

2巻でも相変わらずグレイの親バカっぷりと敵への容赦のなさにブレはありません。
安定の通常運転です(笑)。
本巻では勇者が登場し、年長のアリアメルに危機が迫ります。グレイは仲間たちと協力してこれに対処しますが、勇者は何やら訳アリの様子。そしてお下劣だが強者らしき聖騎士第7席も登場!
果たしてグレイはアリアメルを守り切れるのか?

1 2巻のあらすじ

6人の孤児の親となったグレイは、その子たちを狙っていた組織「強欲な蜘蛛」を1人で”こっそり”と壊滅させ、家族となった子どもたちとの暮らしにも平穏が訪れた。
そんな中、隣国のストリア聖国から勇者一行がグレイたちのいる街へ向かっていた。勇者たちの目的は神託により聖女とされたアリアメルの確保(ぶっちゃけ誘拐)だった。
グレイは家に訪れた勇者の仲間3人を一蹴。ハルサリアの助力により勇者一行の居場所を突き止めたグレイはそこへ急行し、勇者と対峙するのだが。。。
悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる 2

2 主要な登場人物

グレイ

【グレイ】

本編の主人公でB級冒険者。ゲーム「ブライトファンタジー」の世界に転生した自覚はあるがゲーム自体の知識は乏しい。街中で偶然孤児のイスカたちを保護したことで孤児6名全員を引き取った。
顔がコワイため誤解されることも多いが、弱者には優しく一本芯の通った好漢。あと滅法強い。

アリアメル

【アリアメル】

孤児たちの中では年長者でお姉さん的存在。
ストリア聖国で聖女に選ばれたことで危機が訪れることになる。

イスカ

【イスカ】

ゲームの主人公だが、勇者ではなく職業は不明。
現在は冒険者を目指してグレイに剣を教わっている。

ハルサリア

【ハルサリア】

グレイが元いたパーティーのメンバーで、凄腕の射手であり斥候としても一流のエルフ。さらには精霊と意思疎通もできる。
森の中を移動している勇者一行のことを精霊から教えられ、グレイにもそのことを伝えた。

2巻の新キャラ

アレス

【アレス】

神託の勇者

勇者に選ばれた少年。孤児のため推定で13歳、性格は穏やかで優しい。
コダール王国の孤児院にいたところをストリア聖国の教会により恐喝まがいのやり方で連れ出された。そして3ヶ月の訓練で並の騎士では手も足も出ないほどの剣の腕前となったが、その表情は暗く沈んでいる。
アリアメル確保のためバストークへ向かう司教たちに同行するが、「アリアメルも大切な人たちと引き離されるのか」と思うなど、自分の境遇と重ねて気遣う優しさを見せている。

司教

【司教】※名前は出ていない

ストリア聖国教会の司教。
神託で聖女に選ばれたアリアメルを聖国へ連れ帰るべくバストークへ現れた。
典型的な小悪党キャラ。この手のキャラは自分が悪とは微塵も思っていないのでタチが悪い💢。

ロンディ

【ロンディ】

ストリア聖国の聖騎士

ストリア聖国の聖騎士第7席で、司教の護衛として勇者一行に加わった。
司教いわく”無類の女好き”で態度もデカいが、その実力は「A級冒険者にはまず負けない」というレベルらしい。
グレイと対峙した際、下品なセリフでグレイを怒らせてしまう。その結果は。。。w

3 2巻の感想と見どころ

バストーク郊外での戦闘シーン

物語の中盤、グレイはハルサリアと共に勇者一行に攻撃を仕掛けます。この戦闘シーンが山場です(勇者一行というより、実質的には「教会一味」と言った方がしっくりくる感じです)。
それから、1巻でも感じたことですがグレイの強さはB級とは思えません。「ギルドでランクを更新していなかった」なんて展開があるのかないのか。。。
これまでの戦闘シーンで「グレイが危ないッ!やられる?!」なんて思ったことがないんですよね。そういう意味では戦闘シーンも安心して見られます。

相手が命乞いしてもグレイは絶対に許しません。一見非情に思えますが、「敵に情けをかけて足元をすくわれるようなヘマはしない」というブレない信念がそうさせているのであって、それが「大切な家族を守る」ことに繋がっています。
元々このゲーム「ブライトファンタジー」は主人公のイスカたちにとって無慈悲で過酷な世界なので、グレイの信念や行動は合理的だといえます。

今回はハルサリアの射手としての見事な腕前も披露されます。それも結構えげつない部位への攻撃で、それはもう相手が気の毒なほど(笑)。

勇者アレスとイスカについて

勇者アレスはグレイと対峙することなく、結果的にグレイに保護される形になります。
勇者の素質で並の騎士より強くなっているとはいえ、グレイと戦っていたらおそらく無事では済まなかったでしょうから、幸運だと言えます。
まだ13歳のアレスから事情を聞いたグレイは、アレスを故郷へ返してやろうと考えます。
当分の間はグレイの家に同居することになりそうな展開なので、今後のグレイたちとの関わりに注目です。
またゲームの主人公であるイスカは勇者ではありませんでした。では彼の職業は何なのか、今目指している冒険者になるのか、ここも気になる点です。
1巻と2巻の巻末のおまけページ(?)にそのヒントになりそうな話が掲載されています。ただしこれは「起こるはずだった未来の物語」なので、ここで描かれているイスカの姿が将来のイスカの姿とは限らないのでは、とも思えます。
実は本当の勇者はイスカだった!なんて展開もあったりして。。。
あと、ヒロインポジションと思われるフィオも今は冒険者を目指していますが、彼女の将来の姿も気になります。
イスカとフィオが今後どんな職業・称号を得てどう成長していくのか楽しみです。

アリアメルが見た悪夢

グレイがストリア聖国の一味を退けた日の夜、アリアメルは夢を見る。
それは暗くて寒い空間にいるシーンから始まり、ゲームのシナリオのように展開してバッドエンドを迎える、というもの。
夢の中で「寒い、寂しい」と沈むアリアメルがふと暖かさを感じるところで夢は終わり、
眼を覚ますとグレイに抱きかかえられていた。
アリアメルが夢で感じた暖かさはグレイの温もりだった。

グレイがこの世界に転生していなかったら、あるいはグレイというキャラそのものが存在しなかったらこのように進んでいたと思われる展開で、救いようのない話です。
ここで本来のゲームシナリオと思われる悲惨な展開が描かれた意図は分かりませんが、何かの伏線かも知れません。

グレイの方では、目を覚ましたアリアメルから「お帰りなさい」と言われたことで前世の記憶が頭をよぎります。
「誰もいない家に帰るのが憂鬱」「思い出したくないが、絶対に忘れたくない家族との思い出」
そんな言葉が頭に浮かび、自分は家族が欲しかったんだと気がついたグレイ。
大事な気づきです。

グレイがアリアメルに「ただいま」と返し、「これから先もこの子たちと家族であり続けたい」、と思うところで2巻は終了です。うん、綺麗な終わり方。

4 『悪人面したB級冒険者』2巻のあらすじ・感想と見どころのまとめ

『悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる』2巻の紹介でした。

今回は教会一味との戦闘がメインでした。
相変わらず敵に容赦なく無双するグレイには読んでいて爽快感すら覚えます。
子どもたちの出番は1巻より少なめですが、こちらも相変わらず可愛さ満点です。
個人的にはニナとステラが親戚の子どもとダブってしまい、読んでいて癒されます(笑)。

2巻も快調なテンポで面白く、今後も楽しみなこの作品。
ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。

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悪人面したB級冒険者 主人公とその幼馴染たちのパパになる 2

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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