アニメ『沖ツラ』の基本情報
アニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』(略称『沖ツラ』)は、2025年1月よりTOKYO MXほかにて好評放映中です。
なお、舞台となっている沖縄県では県内の民放全局での放送というチカラの入りようw。
配信プラットフォームとしては、ABEMAやdアニメストアにおいて地上波同時最速配信が行われており、多くの視聴者がアクセスできる形で放送されています。
原作漫画は新潮社のウェブコミックサイト「くらげバンチ」にて2020年1月10日から連載中。
2025年1月時点での累計部数は45万部を突破している人気作品なのです。
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アニメ『沖ツラ』のあらすじ
東京から沖縄へ転校してきた主人公・中村照秋は、地元のクラスメイト・喜屋武 飛夏(きゃん ひな)を好きになったものの、彼女のうちなーぐち(沖縄の方言)がまったく理解できない。
ひなの友人で、ひなの方言を訳してくれる比嘉 夏菜(ひが かな)は、実は照秋に想いを寄せていた…。
『沖ツラ』の魅力とは
作者の空えぐみ先生は沖縄での実体験を作品の元ネタにしており、作品化に当たってやや大袈裟に表現している部分はあるものの、リアリティがあります。
アニメ『沖ツラ』は原作漫画の軽快なテンポがそのままアニメにも引き継がれており、視聴者を飽きさせません。
また、作品には沖縄の自然や文化、歴史が色濃く反映されています。美しいビーチやエイサーなどの地域行事に沖縄料理などが描かれ、視聴者に沖縄の魅力を伝えています。
そして恋愛だけではなく、沖縄の日常生活についても深く掘り下げている点も魅力のひとつです。
アニメや漫画ファンはもちろん、沖縄に興味がある人々にもぜひオススメしたい作品です。
※ちなみに筆者は沖縄在住時に原作漫画を読んですっかりファンになり、1巻の発売当時から読んでいます!
主要な登場人物
- 【中村 照秋】(なかむら てるあき) 愛称:てーるー
- 声 : 大塚剛央
- 本編の主人公。父親の仕事の都合により高校進学のタイミングで東京から沖縄に引っ越してきた。
登校初日に声をかけてくれた飛夏のことを好きになったが、彼女のうちなーぐち(方言)が強烈すぎて何を言っているのかほとんど分からずに困惑することが多い(これがタイトルになっている)。
- 【喜屋武 飛夏】(きゃん ひな) 愛称:ひーなー
声 : 鬼頭明里
照秋のクラスメイト。おばあちゃん子で育った影響で、常にうちなーぐちで話す。そのレベルは”70代のうちなーぐち”に相当し、かなりディープである。
ストレートロングの黒髪に褐色肌で、体型は小柄。物怖じしない天真爛漫な性格で、かつ面倒見もいい。夏菜とは幼馴染で仲が良い。
ディープなうちなーぐちで話すため、夏菜などが一緒にいないと照秋とは話がほとんど通じない。
また、沖縄の文化や古い風習にも詳しく、照秋が沖縄に興味を持つと喜んで饒舌になることもw。
- 【比嘉 夏菜】(ひが かな) 愛称:かーなー
声 : ファイルーズあい
照秋のクラスメイト。少しウェーブのかかったセミロングの髪に褐色肌と一見ギャルっぽい見た目だが、髪は地毛で肌は単なる日焼けw。性格も飛夏とは対照的にやや引っ込み思案気味である。
高校入学前、沖縄に着いたばかりの照秋と偶然海辺で出会っている。その時に強風で海に飛ばされた夏菜の帽子を、照秋が海に向かってダイビングキャッチ!これがきっかけで照秋に密かに好意を抱いている。
飛夏とは幼馴染であり、おじいやおばあとも交流があるため、飛夏レベルのうちなーぐちでも言っていることが大体分かる。そのため飛夏と照秋との間に入って通訳の役目を果たしているが、実は照秋と話すきっかけが欲しいというのが理由だったりする。
- 【比嘉 すず】(ひが すず) 愛称:すーずー
声 : 島袋美由利
夏菜の妹で出番も多い小学生。照秋が沖縄に着いた日、夏菜と初めて出会った時にも一緒にいた。
いたずら好きで#7「ハブとマングース」の回では照秋の肩にこっそり蟹やヤドカリを乗せているw。
- 【安慶名 八重】(あげな やえ) 愛称:やーえー
声 : 下地紫野
照秋のクラスメイト。
夏菜と仲が良いため、自然と飛夏や照秋と一緒にいることも多い。
また、いち早く夏菜の照秋への想いに気づいており、それをネタにニヤニヤしながらよく夏菜をからかっているw。そして2人が接近しそうな出来事が起きると「アゲニャチャンス」と張り切って夏菜を照秋に近づけようとする。
商店のおばあたちと交流があるため、ディープなうちなーぐちも少しは分かるが、喋ることはできず聞く方専門である。
- 【沖メモシーサー】
声 : 小桜エツコ
沖縄に古くからある魔除けの獅子像・シーサーを擬人化したキャラで、 “沖縄あるある” を紹介してくれる。
【特別ゲスト】
沖縄発のバーチャルタレント(VTuber)である「根間うい」さんが第3話にエイサーの司会役で出演されています。ういさんのいちファンとして、思わず頬が緩みました(笑)。
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筆者の沖縄体験談
※筆者は九州人ですが、転勤により2017年から2018年の2年間と、2020年から2021年の2年間で通算4年間沖縄県内に住んでいました。
「〜しましょうね」の洗礼
アニメ『沖ツラ』の5話で紹介された「〜しましょうね問題」(笑)。これを筆者も実際に体験しました。
それは2017年に初めて沖縄に赴任して間もない頃、私の所へ部下のYさん(沖縄県民)が”休暇届”を持って来た時のことでした。
筆者 :「…ん?えっ?!」
Yさん:「えっ?」
筆者 :「えっ?…ああ、休暇ですね!」
実際、こんな感じでした😂。まあ、休暇届を持って来たので話は何とか通じたのですが、最初はYさんが私に「休みませんか?」と言ってきたように聞こえたんです。
正直「今のは何だったん??」と思いました(笑)。
「沖縄ちゃんぽん」とは?
これも筆者が沖縄に赴任して間もない頃の話。
職場にある食堂に「沖縄ちゃんぽん」というメニューがあったので、それを注文した時のこと。
筆者は「長崎ちゃんぽん」が好きで、「沖縄ちゃんぽん」も同じような麺類だろうと思って注文したのですが、出てきたのはこれ⬇️。
簡単に言えば、「肉野菜炒めの卵とじ丼」のような料理です。
麺類を頼んだら丼物が出てきた、というインパクトは大きく、最初は「えっ?なにコレ?」と驚きましたが、これが美味しかった!!😂
以降、”沖縄そば”よりも好きな沖縄料理になりました(笑)。
余談ですが、「ちゃんぽん」というの「ちゃんぷるー(混ぜる)」が由来と言われています。
「ゴーヤーちゃんぷるー」は有名ですよね!
以上、筆者の体験談でした。
アニメ『沖ツラ』の評判と口コミなど
初放送から評判は非常に良好で、多くの視聴者から高い評価を受けています。物語は高校生の恋愛だけではなく、沖縄の人々の大らかさや温かさ、そして沖縄独特の風習や文化を教えてくれる点でも注目されています。
視聴者は作品が沖縄の方言”うちなーぐち”を取り入れながらも、理解しやすいストーリー展開をしている点を特に評価している模様です。「方言が強すぎて最初は戸惑ったが、回を重ねるごとに魅力が増した」という意見や、「明るいキャラクターたちが描くラブコメは見ていて元気が出る」といった声が寄せられています。
また、ネット上の声を見ると地元沖縄でも好評のようで、物語の舞台である”うるま市”では「最高!」という声もありました。
原作漫画はこちら▶︎『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』1巻
オープニング&エンディング曲
オープニング曲:『大大大好き』
アーティスト:HY
沖縄県うるま市出身のバンドであるHY。「沖ツラに出てくる海に行き、曲のアイディアを膨らましていきました」とのことです。
沖縄の楽器・三線(さんしん)も入っていて、作品のイメージにピッタリな曲だと思います!
エンディング曲:cover songs
沖縄出身のミュージシャンの曲から3曲が選ばれています。
歌はいずれも喜屋武 飛夏(CV.鬼頭明里)& 比嘉 夏菜(CV.ファイルーズあい)
『島人ぬ宝』 BEGIN
『あなたに』 MONGOL800
『Best Friend』 Kiroro
「アニメ『沖ツラ』を視聴した感想」のまとめ
アニメ『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』は、沖縄独特の文化を知りつつ楽しむことができる青春ラブコメディです。美しい映像、魅力的なキャラクター、ユーモアと感動に溢れたストーリーが多くの視聴者を楽しませてくれます。
この作品を通じて沖縄の方言や文化を知り、興味を持った方も多いのではないかと思います。
また、ネット上の声を見ると夏菜こと”かーなー”の人気が高いようですが、照秋との関係に変化が訪れるのか、あるいは照秋の本命の”ひーなー”との進展があるのか、今後の展開は読めないところ。
ちなみに筆者もかーなー推しです(笑)。
この記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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