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『片田舎のおっさん、剣聖になる』シュプールと教会騎士団 & 7巻の発売情報

『片田舎のおっさん、剣聖になる』教会騎士団をピックアップ 片田舎のおっさん、剣聖になる
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漫画版『片田舎のおっさん、剣聖になる』で設定が盛られた「教会騎士団」をピックアップしてみた

出典】:片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を
放ってくれない件~』
漫画:乍藤和樹 原作:佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ

掲載紙:どこでもヤングチャンピオン/秋田書店
人気作『片田舎のおっさん、剣聖になる』漫画版の4巻〜6巻を盛り上げてくれた教会騎士団の面々。実は、小説版では名前が出るのはシュプールだけで、他はモブ扱い😅。
漫画版では設定を盛ることで教会騎士団の存在感が高まり、作品の完成度にも大いに貢献したと思います。
特に6巻でのベリルとシュプールの死闘はファン必見です!
ということで、この記事では「教会騎士団」にスポットを当ててみました。
また、漫画版の最新7巻の最新情報などもお届けします。

 

おさらい|教会騎士団とは?

教会騎士団とは、スフェン教会の騎士団のこと。
スフェン教はレベリス王国の隣国・スフェンドヤードバニアの国教であり、レベリス王国にも広く浸透している。

作中では、ベリルたちがいるレベリス王国にある「バルトレーン教会」の騎士団のことを指します。
しかしその実態は”黒幕”サルレオネ司教が集めた”私兵”なのでした。
少々ややこしいですね😅。

小説版ではバルトレーン教会で全員まとめて登場し、シュプール以外は即退場。そして名前が出るのもシュプールだけという扱いで、あまり重要視されていない感じです。
一方、漫画版ではひとりひとりに名前が付けられ、過去のエピソードなども加え、活躍の場が与えられて物語を盛り上げています。

 

教会騎士団の特徴について

【戦闘スタイル】
・刺突剣「エストック」を標準装備
・「奇跡」(魔法)を操る騎士も多い

刺突剣「エストック」を使うところが教会騎士団の大きな特徴です。

特にシュプールの「突き」の威力は凄まじいものがあります。
シュプールとの初対戦で、ベリルが「速さも間合いも尋常じゃない」と驚嘆したほどです。

引用2【引用】:『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』5巻87Pより抜粋
ベリルを脅かすほどのシュプールの「突き」

そして「奇跡」。これは魔法のようなもので、強化魔法や治癒魔法などが描かれています。
今回登場する教会騎士で奇跡を使えるのはシュプール、ウロ、ギャミの3人。

特にウロは膨大な魔力量を持っており、対戦したフィッセルが「なんて魔力量ーこれより多いのは師団長(ルーシー)くらい…?」と思ったほど。

引用3【引用】:『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』6巻8Pより抜粋
膨大な魔力量をもつウロ。祈ることで奇跡を発動させているようである。

 

人物紹介|漫画版『片田舎のおっさん、剣聖になる』でのそれぞれの初登場シーンなど

ロバリー

【ロバリー】

ロバリーが早い段階(3巻第15話)で最初に登場。盗賊団「宵闇の魔手」に紛れ込んでいました。
4巻第16話では宵闇の団員たちを冷酷に斬り伏せるのですが、これがミュイの目の前で行われたためベリルの顰蹙を買いました。
5巻の第20話・バルトレーン教会での戦闘ではベリルと交戦しますが、実力差を察知して撤退。
その後6巻第26話では、クルニとの一騎打ちの末に右腕を失い敗北したものの、今のところ生き永らえています。
凄腕の騎士ながら「騎士らしい戦い方」にこだわることなく、敵の虚をつく卑怯な戦法を用いるのも彼の特徴。シュプールやベリルを「あっち側(怪物)」と呼び自分とは明確に区別するなど、どこか達観している感じです。

シュプール

【シュプール】
素顔

シュプール

【シュプール】
※戦闘時

続いてシュプールが4巻第17話の酒場のシーンで登場し、ベリルと偶然出会って意気投合。

シュプールはベリルに「剣士には必ず役目がある」という言葉をかけますが、この「役目」という言葉が教会騎士団編の「キーワード」になっていて、ストーリーの節目で何度も出てきます。
酒場ではお互い名前も聞かずに別れるのでした。

5巻第20話のバルトレーン教会での戦闘でベリルと初対戦し、互角の勝負を繰り広げます。
なお、シュプールは戦闘時に兜を被っており、ベリルは相手が酒場で会った男だとは気づいていません。

6巻28話でベリルと再戦。奇跡(強化魔法)を使って剣を交える中、ベリルは楽しそうに笑みを浮かべます。シュプールも思わず「楽しい」と感じるのですが、このシーンは泣けます(すぐ下の引用画像)。剣を楽しめる2人は、ここでお互いに名乗るのでした。
そして死闘の末、シュプールは敗北。死亡したかどうか、はっきり描かれてはいませんが命を落とした模様です。

シュプールは元々奇跡の使い手ではなく、6巻26話で婚約者ラフィから受け継ぐ形で奇跡を使えるようになったことが描かれています。奇跡を使う際、ラフィに「悪い。また借りる」と言っているのも印象的。
ラフィの悲劇がなければ、ベリルと剣技を高め合う間柄にもなれたのでは、と思うと残念です。

引用1【引用】:『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』6巻162Pより抜粋
「楽しい」というシュプールの脳裏に浮かんだイメージ。何か切ない…。

※シュプールの過去についてはこちらの記事⬇️で詳しく紹介しています。

あくまで個人的な見解ですが、『鬼滅の刃』の猗窩座の過去を連想してしまいました。
このエピソードは『鬼滅の刃』18巻 第154話「懐古強襲」で読めます。
作中でも屈指のエピソードであり、涙なしには読めません😢。

 

ウロ

【ウロ】

紅一点のウロは4巻第17話の最後に登場。第18話の冒頭でも姿を見せましたが、この時はまだ名前も出ず「読者への顔見せ」という感じでした。
5巻の第20話・バルトレーン教会での戦闘シーンで本格的に登場。続く第21話では仲間に強化魔法を付与。
6巻第25話では幼い頃に「忌み子」と呼ばれ虐げられていたところ、スフェンへの祈りをもって奇跡に目覚める、というエピソードが描かれています。このことでスフェン教を崇拝するようになったようで、その入れ込みっぷりベリルがドン引きするシーンも(笑)。

引用4【引用】:『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』5巻34Pより抜粋
「唯一神スフェン」を熱く語り興奮するウロにドン引きするベリルw

そしてフィッセルとの一騎打ちでは膨大な魔力を用いて一時は優勢でしたが、結果的に敗北。
シュプール同様、はっきりと描かれてはいませんが、命を落とした模様です。

ギャミ

【ギャミ】

続いてギャミ。4巻の第18話で登場しますが、最初はフードを被って顔を隠していました。
宵闇を手にかけた後逃走するも、ヘンブリッツに追いつかれて戦闘に突入し激闘を繰り広げます。
続く第19話ではヘンブリッツに折られた腕を治癒して反撃したりと、かなり厄介な相手でした。
ヘンブリッツを振り切ったところに現れたアリューシアに敢えなく敗北し、最後は魔装具で自決。
ギャミはおそらく戦闘中に強化魔法を使っていたのでしょうが、クルニを圧倒し、ヘンブリッツとも互角かそれ以上の戦いを見せてくれました。
このしぶとい強さ。個人的に好きなキャラです。

ゴーレン

【ゴーレン】

最後にゴーレン。最初は4巻の第18話冒頭でチラッと出てます。
ウロと同じく5巻第20話の戦闘シーンで本格的に登場。しかし、ベリルに真っ先に倒されてしまったちょっと不遇なキャラ。
最後、183Pのおまけ漫画に登場します。ゴーレンがシュプールとサシで飲んでいるシーンです。
ギャミが倒された後、ロバリーとウロが図らずもシュプールを怒らせてしまったことで、ゴーレンがそのフォローに回ったようですね。イカつい見た目ながら、仲間思いのいいヤツのようです。
元々寡黙な性格であったことも紹介されています。

漫画版では騎士団員それぞれに出番が与えられていて、ストーリーがより面白くなっている印象です。
そしてシュプールとウロ、特にシュプールは悲しい過去が丹念に描かれており、物語に深みを与えています。

「教会騎士団をピックアップしてみた」のまとめ

小説版の教会騎士団は”あっさり”扱われていて、シュプールでさえ顔も出さないままベリルに倒されていることを考えると、漫画版ではかなり肉付けされて存在感を高めていることが分かります。
4巻から6巻にかけてストーリーを盛り上げてくれた功労者たちと言ってよいでしょう!
以上、教会騎士団員たちの紹介でした。

 

 

おまけ|『片田舎のおっさん、剣聖になる』最新第7巻の発売情報など

待望の第7巻は2025年3月27日発売予定です!
コミックスの発売情報に関する秋田書店のサイトはこちらから

なお、『片田舎のおっさん、剣聖になる〜』の掲載紙は『どこでもヤングチャンピオン』です。
無料試し読みもできます!

 

7巻の展開予測

※筆者は漫画版をリアルタイムで読んでいません。その上での予測です。

小説版ではベリルがシュプールを倒す一方で、フィッセルがサルレオネ司教を捉えます。そしてバルトレーンへと戻り、司教をレベリオ騎士団へと引き渡すのですが、漫画版でもそのままの展開になるのかどうか。

というのも、小説版のベリルはシュプールとの戦いを無傷で勝利するのですが、漫画版では左腕上腕部に刺突剣を受け、かなりの深傷を負っています。これがストーリー展開に多少影響するかもしれません。
最終ページで倒れ込むベリルにミュイが駆け寄っていますが、ミュイは炎の魔法しか使えないため、ミュイが治癒魔法を使う、という展開はないはず。

この後、諸事情でベリルがミュイを引き取る形(後見人)になりますが、2人の同居生活は親子漫才のようになり、読んでいて楽しいものになるのでは、と期待しています。
アリューシアが羨ましがりそうですw。

この記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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