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『片田舎のおっさん、剣聖になる』| バトルシーンが増えて見どころ満載の第2巻

『片田舎の剣聖2』アイキャッチ (1) 片田舎のおっさん、剣聖になる
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おっさん、最強の魔術師に冒険者、そして災害級のモンスターと戦う!

      出典】:片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』2巻
漫画:乍藤和樹 原作:佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ

掲載紙:どこでもヤングチャンピオン/秋田書店
この作品のおすすめポイントは「戦闘描写の素晴らしさ」です。
この2巻でも魔術師との戦闘や冒険者スレナとの立ち合い、そして災害級とされるモンスターとの戦闘など、見どころ満載の内容となっています。
こうした戦いを続ける中で、自己評価の低いベリルも少しずつ自信のようなものを持ち始めますが、40歳を過ぎるまで拗らせた性格はそうそう変わりません(笑)。
しかし周囲からはその飛び抜けた剣の実力を認められていきます。すでに「片田舎の剣聖」と呼ばれるようになったベリルの活躍に注目です。

「なろうの最終兵器」とも呼ばれているこの作品、アニメ化も決定しています。

2025年4月よりテレビ朝日系全国24局ネット”IMAnimation”枠・BS朝日で放送開始予定
ティザーPVはこちらから
電撃オンライン

1 2巻のあらすじ

ベリルはレベリオ騎士団の団員たちから特別指南役としての実力を認められたのだが、今度は街中で謎の少女から戦いを仕掛けられる。彼女の目的とは?
そしてベリルはスレナの頼みで迷宮攻略に同伴する依頼を引き受けるも、冒険者ギルドに実力を示すためスレナと立ち合うことになる。冒険者最高位のスレナとの勝負は迫力満点!
その後迷宮へ向かったベリルたちだったが、思わぬ形で強力なモンスターの襲撃を受けるのだった。モンスターに単身挑むベリルの戦い様は必見!
片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 2巻

2 2巻の新キャラ

ルーシー

【ルーシー・ダイアモンド】

魔法師団の師団長で王国最強の魔術師。
見た目は子供だが実年齢はベリルより上らしく、一人称は「わし」。
フィッセルからベリルの話を聞き身分を隠したまま街中でベリルに戦いを仕掛け、勝負はつかなかったがベリルの実力を認めた。
ちなみにこの名前を聞いて、ビートルズのあの曲を思い浮かべる人も多いのではw。

ニダス

【ニダス】

レベリス支部ギルドマスターを務める。
ギルドは新人冒険者の迷宮攻略に同伴する冒険者を探しており、スレナとルーシーが推薦したベリルに依頼しようとしたのだが。。。

メイゲン

【メイゲン】

ギルドマスター補佐を務める。切れ者の執事といった雰囲気。
当初はベリルの実力に疑念を抱き、その流れでベリルはスレナと立ち合うことになった。
ちなみにベリルが同伴することに反対した大きな理由は、部外者であるベリルに万が一のことがあった場合ギルドが信用を失うためで、組織のことを考えてのことだった。

ポルタ

【ポルタ】

ブロンズクラスの冒険者。今回ベリルが同伴するパーティーのリーダーを務める。
今回の迷宮探索は彼らの最初の迷宮攻略だけではなく「未確認のモンスター」の探索も兼ねていた。
迷宮内の状況から未確認のモンスターが森の中にいる可能性に気づいたが、迷宮を出たところでモンスターの襲撃を受け、ニドリーを庇って大怪我を負ってしまう。

ニドリー

【ニドリー】

ブロンズクラスの冒険者。ポルタとは両想い。

サリカッツ

【サリカッツ】

シルバークラスの冒険者。役割は索敵者(シーカー)。
ポルタとニドリーよりランクがひとつ上で、彼らを上手くサポートしている。

 

3 2巻の感想と見どころ

おっさん、謎の少女と対決する

街中で魔法による襲撃を受けたベリルは術者を探す。するとそこに姿を現したのは少女だった。ベリルは思わず「子供?」と驚くが、「年上を敬わんか!」と一喝されるw。少女は「命をもらう」と言うのだが、何か違和感を感じるベリル。
少女の魔法は氷、雷、熱と多彩でどれも凄まじい威力。しかも連続で攻撃してくるためベリルは防戦一方。そして興が乗った少女はつい大技を繰り出すのだが、ベリルはそれすら剣技で凌ぐのだった。

少女が最後に何やら術を繰り出そうとしたところ、ベリルはただならぬ危険を感じて大きく身をかわします。これを見て少女は「やめじゃ」と告げるのでした。

少女は自分が魔法師団の団長・ルーシーだと名乗ります。どうやら部下のフィッセルから「片田舎の剣聖」の話を聞き興味を持ったらしい。それでもいきなり襲撃するのはどうかと思いますが😅。。。
とは言え、ルーシーは態度が大きく女帝のような振る舞いながらも、愛嬌もあって最後はベリルに詫びるなど結構憎めないキャラだと思いました。

これでベリルはレベリオ騎士団と魔法師団という王国の主力機関のトップからその実力を認められたわけです。
後日、ベリルはフィッセルから「ルーシーは魔法兵器として国から管理されている」と聞き、「よく生きていたな、俺」と思うのでした。
いやいや、そう言うアナタもタダモノじゃないのですが。。。

おっさん、スレナから頼みごとをされる

ルーシーとの対戦後、ベリルはスレナから頼み事をされる。それは「新人冒険者の迷宮攻略に同伴してほしい」というものだった。通常は高位の冒険者が同伴するのだが、現在人手が足りていないとのこと。
その理由は「未確認のモンスター」が出没する可能性があるため万全を期して同伴を2名以上にする、とギルドで決定したからであった。
ベリルは王都に来てからスレナに世話になっていることもあって、ここはあっさり承諾します。
そしてベリルたちは冒険者ギルドへ向かいます。
ギルドマスターはスレナとルーシーからベリルの話を聞いており二つ返事で任せようとするのですが、補佐のメイゲンは「部外者」であることを理由にベリルを同伴させることに反対します。
これはベリルが信用できない云々の話ではなく、部外者が負傷したり死亡した場合にギルドが信用を落とすことを懸念してのことでした。
さらにベリルは以前ひとりで迷宮に入った際、入り口近くで敗走したらしく、これを聞いたメイゲンは反対の意見を強くします。スレナは反発しますが、メイゲンの判断も無理のないことだと言えるでしょう。
そこで同席していたルーシーが「実力を示せば良い」と提案し、ベリルはスレナとギルド内で立ち会うことになったのでした。
ルーシーは最初からこうなることを見越していたようで、喰えないお人です。

おっさん、スレナと立ち合う

スレナの冒険者ランクは”ブラック”。それは最高位”オーシャン”のさらに上で「人外の存在」とされるもの。対峙した瞬間、ベリルは今までの対戦者とは格が違うと感じます。
凄まじい剣戟を連続で繰り出すスレナにベリルは防戦一方。
メイゲンによるとスレナはかつてドラゴンに対して一晩中攻撃を続けて倒しており、無限の体力こそがスレナの最大の武器だという。
ちなみに彼女の使う双剣はそのドラゴンの牙でできているとのこと。

防戦一方のベリルを見て観衆も「止めた方がいいんじゃ。。。」とざわつき始める中、ベリルはスレナの左の剣を弾き、そして右の剣も抑えて”勝負あり”です。これには一同息をのみます。何せ、ブラックプレートのスレナに勝ったのですから。
立ち合いを見ていた冒険者たちは歓声を上げます。もっとも、賭けに負けて嘆いているようにも見えますが(笑)。ただひとりベリルに賭けていた男も大喜びです。

この結果を見て、メイゲンはベリルと同伴する冒険者たちを引き合わせるのでした。

ここの立ち合いシーンは正直、ルーシーとの対戦よりも見応えがあります。
スピード感と緊迫感があり、空気感まで伝わってきそうな描写が見事です。
ここでルーシーがフィッセルにこの立ち合いをどう見たかと聞くのですが、フィッセルは正確に分析して解説します。さすがはベリルの元弟子です。
ルーシーの考え

ルーシーはベリルがこれほどの実力を持ちながら”謙虚が過ぎる”ことに不満を持っており、騎士団の特別指南役で名を広めた程度では足りないと言います。それはルーシーが「力を持つものは相応しい生き方をするべき」と考えているため。
ベリルの力を必要とする人が必ずいる。その人に力を届けるために「もっとあやつの名は広まるべき」、と言うのです。
自分も強者であるからこそルーシーはこう考えるのではないでしょうか。これにはフィッセルも嬉しそうに同意しています。

おっさん、迷宮に潜る

ベリルはスレナと共にポルタをリーダーとする冒険者パーティーの迷宮攻略に同伴します。場所はグリーンウォッチ洞窟。

探索はポルタたちが先導。洞窟を進むとゴブリンたちが”共喰い”をしていた。そしてパーティーが倒したゴブリンは痩せ細っている。ゴブリンたちが森に出られない理由があるのではないか。
ポルタはこれらの状況から「未確認のモンスター」が森にいる可能性を考え、調査を切り上げることを決める。

出発前にメイゲンから「今回の迷宮攻略はあくまで未確認のモンスターの調査の一端」だと念押しされていたポルタたち。ここは早々に撤退すると決め、十分に周囲を警戒して迷宮を出たところでベリルは何かの影を察知。しかし索敵役のサリカッツの魔装具には何の反応もありません。
ベリルはハッと気づきます。「影ー上だ!

おっさん、モンスターと戦う

上空から凄まじい勢いで何かが襲いかかる。ポルタがニドリーを庇って吹き飛ばされ、ポルタを掴もうとしたスレナも右手を負傷。
襲ったのはグリフォンで、それも”ネームド”のゼノ・グレイブルだった。
※ネームドとは討伐が困難もしくは不可能とされた、もはや災害とも呼べる個体のこと

スレナは素早くポルタを保護し、ベリルは単身ゼノ・グレイブルを足止めします。
ベリルは隙をついて一撃を加えようとするも、灼熱の炎のような魔法でベリルの剣は焼き切られてしまいます。覚悟を決めるベリル。
ベリルはネームド相手に善戦するも追い詰められます。そこへポルタたちを避難させたスレナが駆けつけて。。。ここで2巻は終了です。

ここでスレナが両親を失った時の回想シーンやベリルの家で過ごした時のエピソードが挟まれ、スレナがベリルを剣の師匠としてだけではなく人間として尊敬している理由が明かされます。
ゼノ・グレイブルとの戦いもスピード感あふれて見応え満点。最後の場面でスレナがベリルをアシストするのですが、ここは胸熱な展開です。ぜひ本編をご覧ください!

4 最後に

『片田舎のおっさん、剣聖になる』2巻の感想と紹介でした。

やはり見どころはベリルとスレナの立ち合いと、ゼノ・グレイブルとの戦いです。
1巻でも冴え渡っていた戦闘シーンの描写がとにかく素晴らしい。スピード感、緊張感、迫力など兼ね備えている感じです。
モンスターとの戦いは未経験のはずのベリルですが、災害級のモンスターを相手に互角以上の戦いを見せてくれます。これはもう、次巻も必見です!

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片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~ 2巻

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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