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『片田舎のおっさん、剣聖になる』5巻|教会騎士団との戦闘開始!

『片田舎の剣聖』5巻アイキャッチ 片田舎のおっさん、剣聖になる
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明かされる行方不明事件の真相|ヘリカよ、安らかに…

出典】:片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を
放ってくれない件~』5巻
漫画:乍藤和樹 原作:佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ

掲載紙:どこでもヤングチャンピオン/秋田書店
『片田舎のおっさん、剣聖になる』5巻の感想と紹介です。
冒頭でミュイの姉・ヘリカが巻き込まれた行方不明事件の黒幕の正体が明かされ、ミュイとベリルは行動を起こします。
そして本巻ではベリルの戦闘シーンが描かれますが、やはりここが一番の見どころ。
乍藤先生の筆致が冴わたっています。ベリルとシュプールら教会騎士たちとの戦闘シーンはファン必見です。

「なろうの最終兵器」とも呼ばれているこの作品、アニメ化も決定しています。

2025年4月よりテレビ朝日系全国24局ネット”IMAnimation”枠・BS朝日で放送開始予定
ティザーPVはこちらから
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『片田舎のおっさん、剣聖になる』5巻のあらすじ

姉・ヘリカの行方を探すミュイは、事件の黒幕であるスフェン教の「サルレオネ司教」の存在を知り、ひとりでスフェン教の教会へ忍び込む。そこで同じく忍び込もうとしていたベリルと鉢合わせ、2人は協力することに。
礼拝堂へ向かったベリルはスフェン教騎士団員たちとの戦闘となり、ミュイは地下室でシュプールと司教に遭遇して捕らえられてしまう。そしてシュプールは礼拝堂へ向かい、ベリルと相まみえるのだった。

 

主要な登場人物

ベリル

【ベリル】

本編の主人公で凄腕の剣士。片田舎の道場で”おっさん”になるまで長年過ごしていたが、思わぬ形でレベリオ王国騎士団の「特別指南役」を拝命した。
なぜか自己評価が低いのだが、私欲のない好人物である。

ミュイ

【ミュイ】

魔法が使える少女。気が強くて口も悪いが、姉を大切に想う優しさを持っている。
亡くなった姉を生き返らせる目的で盗賊団で働いていたが、ベリルとの出会いがきっかけで王国の魔法師団に保護された。今も姉の行方を追っている。

フィッセル

【フィッセル】

ベリルの元弟子のひとりで、現在は王国魔法師団のエース。剣に魔法を乗せて強化する「剣魔法」を使う。ベリルとクルニと共に司教一味を追跡し、教会騎士ウロと戦うこととなる。

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剣技についての細かい解説もあり、絵柄も本編に似ているので違和感なく楽しめると思います。

 

クルニ

【クルニ】

ベリルの元弟子のひとりで、現在は王国騎士団の団員。副団長ヘンブリッツと同じく凄まじい怪力の持ち主。司教一味を追跡し、教会騎士ロバリーと戦うこととなる。

シュプール

【シュプール】

※戦闘時

シュプール2

【シュプール】

素顔

隣国スフェンドヤードバニアのスフェン教会の騎士で、その実力はベリルと互角に剣を交えるほど。
レベリス王国にあるバルトレーン教会の騎士団に属しているが、実態はサルレオネ司教が集めた”私兵”である。
かつて「騎士狩り」と呼ばれる連続殺人事件を起こしているのだが、そこには何か理由が隠されている模様。

ウロ

【ウロ】

バルトレーン教会の騎士団員。ちょっとメンヘラ的な要素が見えるキャラ。
「奇跡」を使える騎士のひとりで、ベリルとの戦闘中「加護」を仲間に与えて身体強化を施して見せた。

ロバリー

【ロバリー】

バルトレーン教会の騎士団員。宵闇一味に加担していた際、ベリルの戦いを見てその実力を認め警戒している。

サルレオネ

【サルレオネ司教】

スフェン教会の司教で、レベリス王国首都・バルトレーンでの行方不明事件の黒幕。
宵闇を使って身元不明の遺体を集め、バルトレーン教会で「死者蘇生の奇跡」を実現させようとしていた。

 

『片田舎のおっさん、剣聖になる』5巻のストーリー展開

第20話『おっさん、教会へ行く!』

ベリルは魔法師団長ルーシーの私邸に招かれ、ミュイの姉・ヘリカを連れ去り宵闇に魔装具を渡した黒幕の正体が「スフェン教会のサルレオネ司教」だと聞かされる。だが証拠がないため捕縛できないとも聞き、もどかしさを感じるベリル。
部屋の外でそれを聞いていたミュイは単身スフェン教会へ乗り込むのだが、そこでベリルと鉢合わせる。ベリルもまた単独行動に出たのだった。

引用3(引用):『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』5巻23Pより
教会で鉢合わせた2人。ベリルの『こっち見なさい』とミュイの表情がw

ベリルはミュイの強い意志を尊重し、協力してヘリカを探すことにした。
ミュイは教会に忍び込んで地下室への階段を見つける。ベリルは正面から訪問し、教会騎士のひとり・ウロに案内されて礼拝堂へと向かうのだが、そこでベリルを知るロバリーが現れ、戦闘が始まった!ここで20話終了。

「スフェン教の素晴らしさ」について熱く語るウロの様子にちょっと引き気味のベリル。
ここではウロがスフェン教に心酔していることが窺えます。そしてベリルが敵だと分かった途端に態度が豹変して凶暴化するなど、ウロにはメンヘラ的な印象を受けました。

第21話『おっさん、囲まれる!』

ミュイは地下室に並べられた棺を見つけるが、そこにシュプールと司教が現れた。ミュイは炎の魔法を使って逃げようとするも、敢えなくシュプールに捕えられて気を失ってしまう。「この場所は割れている」と察したシュプールは逃げることを決め、司教は魔力持ちのミュイを「検体」として連れ去ろうとするのだった。
ベリルに対して教会騎士側はロバリー、ウロ、ゴーレンの3人。ウロは「奇跡」で仲間も自分も強化して向かってくる。だがベリルは不利な状況の中でゴーレンを倒し、ウロを追い込んだところでシュプールが割って入る!ここで21話終了。

第22話『おっさん、斬り結ぶ!』

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引用2(引用):『片田舎のおっさん、剣聖になる~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~』5巻69Pより
第22話扉絵より抜粋

22話はベリルとシュプールの戦いがメイン。特に本編で読んでいただきたい部分です。

扉絵はベリルとシュプールのアップで、ベリルがいい顔してます!
「バルデル式剣士イメージ」によると、シュプールのイメージは”大蛇”。22話は「クラーケン(※)vs大蛇」のイメージ画像で始まります。なお、シュプールは顔がすっぽり隠れる兜を被っているため、ベリルは相手が”酒場で会った男”だと気づいていません。
(※)作中でベリルのイメージが何なのかは明言されていないので、便宜上クラーケンと表現しています。

シュプールと剣を交えたベリルは「強い。もしかしたら、あの子たち(アリューシアとスレナ)よりも」と感じる。シュプールはそれほどの強敵だということ。
そして2人の息詰まるような戦いが始まる。ベリルはシュプールの”突き”を脅威と感じるが、シュプールは自分の突きが破られるイメージを脳裏に浮かべる。ベリルがやや優勢か。
間合いを置く2人。そこへ窓を割って市民たちが現れてベリルに向かってくる。真っ先に向かってきた少女はミュイによく似ていた。ここで22話は終了。

ベリルとシュプールの戦いは、一瞬の隙も許されないような命のやり取りで、かつてない緊迫感があります!

 

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剣技についての細かい解説もあり、絵柄も本編に似ているので違和感なく楽しめると思います。

 

第23話『おっさん、走る!』

ベリルを襲った市民たちは、司教の魔術によって操られた遺体だった。「教会以外の人間を殺せ」と命じられており、真っ先にベリルを襲った少女こそミュイの姉・ヘリカだった。
これがルーシーから聞いていた「死体を操る魔術」だとすぐに気づいたベリル。ここでシュプールは逃走。ベリルは「すまん」と呟きながら、襲いかかって来る遺体の動きを剣で止めていく。そして最後にヘリカの動きを止めて自分の上着を掛けて安置し、シュプールたちを追うのだった。

妹想いだったヘリカが不憫でなりません。他の市民たちも含め、せめて安らかに眠って欲しいものです😓。
遺体の動きを止めるため、彼らを傷つけざるを得なかったベリルの心情描写も見事な表現でした。

22話でシュプールがウロたちに逃げるよう命じた際の会話で、ベリルはミュイが捕えられたことを知っていた。ベリルは必死に追走するが、息が切れて倒れ込んでしまう。自らの心の声に鼓舞されるように立ち上がるベリル。そこへ馬に乗ったフィッセルとクルニが駆けつけた。
ベリルはフィッセルの後ろに乗り、クルニから完成したばかりの「ゼノ・グレイブルの剣」を渡される。ここで23話は終了。

ベリルは走りながらミュイとの会話や酒場で会った男(シュプール)の言葉、そして自身の過去の光景を思い出しています。
過去シーンは意味深なシチュエーションで、ベリルが自信をなくしている原因にも繋がっているように思えました。このシーンの詳細が明かされることに期待です。

第24話『おっさん、追いつく!』

ベリルがゼノ・グレイブルの剣を掴んだ瞬間、クルニとフィッセルはゾクっと寒気のようなものを覚える(乍藤先生はこういった表現・描写も上手いと思います)。
先行していたロバリーたちの馬車に追いついたシュプールは、遺体を足止めの”道具”として利用した司教に激しい怒りをぶつける。ウロは「ラフィ様の蘇生が叶わなくなる」と言ってシュプールを止めるのだった。

「ラフィ」が何者なのかは明かされませんでしたが、シュプールの過去に関係しているのではないかと思いました。
シュプールは教会騎士ではあるものの、司教に対して敬意を払っている素振りはなく、「ラフィの蘇生」という目的のため協力しているように思えます。

そしてベリル一行はシュプールたちの馬車に追いつき、フィッセルはウロを、クルニはロバリーを相手どり、ベリルはシュプールと再び対峙する。ベリルたちは相手側がウロの「奇跡」で連携するのを防ぐため、分断する作戦に出たのだった。
ここで5巻は終了!

 

まとめ

『片田舎のおっさん、剣聖になる』5巻の感想と紹介でした。まさに「いいところで終わった」という感じです。

5巻では久々にベリルの本格的な戦闘シーンが見られました。
次巻は「ゼノ・グレイブルの剣」を手にしたベリルがどんな強さを見せてくれるのか楽しみですが、フィッセルとクルニの本格的な戦闘シーンにも期待です。

今年2025年の春アニメの放送時期も迫ってきました。この作品の最大の魅力のひとつである戦闘シーンがアニメでどう表現されるのか、こちらも今から楽しみです!

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この記事はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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