全編バトルシーンの6巻|ベリル一行vs教会騎士団の息詰まる死闘!
放ってくれない件~』6巻
漫画:乍藤和樹 原作:佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ
掲載紙:どこでもヤングチャンピオン/秋田書店
「なろうの最終兵器」とも呼ばれているこの作品、アニメ化も決定しています。
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『片田舎のおっさん、剣聖になる』6巻のあらすじ
フィッセルはウロと、クルニはロバリーと戦うことになるが、教会騎士団も強者揃い。フィッセルもクルニも苦戦を強いられる。
そして「ゼノ・グレイブルの剣」を手にしたベリルは、強敵である「騎士狩り」シュプールと再び相見えるのだった。
登場人物紹介

【ベリル】
本編の主人公で凄腕の剣士。片田舎の道場で”おっさん”になるまで長年過ごしていたが、思わぬ形でレベリオ王国騎士団の「特別指南役」を拝命した。
ミュイの姉の捜索に協力したことで、スフェン教会騎士団の強敵・シュプールと戦うことになる。

【フィッセル】
ベリルの元弟子のひとりで、現在は王国魔法師団のエース。剣に魔法を乗せて強化する「剣魔法」を使う。単独行動に出ていたベリルに加勢し、教会騎士ウロとの一騎打ちとなる。
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初の公式外伝コミカライズ! フィッセルがベリルの道場で修行していた頃の物語です。
剣技についての細かい解説もあり、絵柄も本編に似ているので違和感なく楽しめると思います。

【クルニ】
ベリルの元弟子のひとりで、現在は王国騎士団の団員。
ベリルが単独行動することを読んでいた騎士団長アリューシアの計らいで、フィッセルと共にベリルと合流。教会騎士ロバリーとの一騎打ちとなる。

【シュプール】

【シュプール】
素顔(過去)
隣国スフェンドヤードバニアのスフェン教会の騎士。ベリルと渡り合えるほどの凄腕の剣士で、刺突剣は人体に風穴を開けるほどの威力を持つ。
婚約者・ラフィを甦らせる目的でサルレオネ司教の私兵となり、ベリルと相見えることになる。

【ウロ】
バルトレーン教会の騎士団員。「奇跡」を使える騎士のひとりで、膨大な魔力を持っている。
かつて「忌み子」として捨てられた過去を持つ。「奇跡」を得たことでスフェン教に救われたと信じており、強い信仰心を持つに至ったようである。

【ロバリー】
バルトレーン教会の騎士団員。戦闘において相手の心理を利用する”曲者”で、いわゆる「汚い手」を使うことも厭わない。
剣の腕は確かなのだが、シュプールやベリルを「あっち側(怪物)」と認識しており、自分の立ち位置とは明確に区別している。

【ラフィ】
(故人)
貴族令嬢で、かつてのシュプールの婚約者。スフェン教会の襲撃により非業の死を遂げた。
『片田舎のおっさん、剣聖になる』6巻のストーリー展開
第25話『おっさん、導く!』
冒頭でウロの過去の一部が描かれ、場面はフィッセルとの戦闘シーンへと転換。
技量で勝るフィッセルはウロに斬撃を与えるが、ウロは「強化魔術」で受けた傷を瞬時に修復してしまう。ウロの魔力量は膨大で、フィッセルは「長期戦は不利」と考える。だがフィッセルはウロが仕掛けていた罠(魔術)にはまり、絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
第26話『おっさん、背を押す!』
場面は過去、ロバリーとギャミが訓練をしているシーンから始まる。ここでロバリーは自分を「こっち」、シュプールを「あっち側(怪物)」と呼んでいる。
場面は現在に戻り、ロバリーはクルニと対峙して「君は『こっち側』かな?」と考えるのだった。
ロバリーは降参する振りをして奇襲をかけた。クルニはこれをかわしたが、意表をつく目潰し攻撃により剣で左足を貫かれ、顔面に強烈な蹴りを受けてしまう。
そしてロバリーは剣に毒をかけ、「掠っても助からないよ」と告げるのだが、クルニは動じない。
むしろロバリーが自分とのギリギリの間合いを取っていることに対して「強い」と呟き、笑みを浮かべた。
それを見たロバリーは、「あっち側」であるシュプールやベリルの姿を思い浮かべるのだった。
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初の公式外伝コミカライズ! フィッセルがベリルの道場で修行していた頃の物語です。
剣技についての細かい解説もあり、絵柄も本編に似ているので違和感なく楽しめると思います。
第27話『おっさん、剣を抜く!』
シュプールは司教をその場から逃し、ベリルとの二度目の対決に臨む。
シュプールはベリルが「魔剣」を携えたことに気づく。また体力を消耗し、体を痛めていることも見抜くのだった。ベリルは「どうしてあんな男(司教)についているのか」と問うが、シュプールは無言のまま。
そして場面はシュプールの過去へと転換。時は15年前、シュプールがラフィと出会ったシーンから始まる。
5巻でウロが口にしたラフィは、貴族の令嬢だった。シュプールは大怪我をしたところをラフィに助けられ、そのまま衛兵として雇われた。やがてラフィは強力な「奇跡」に目覚め、スフェン教会に招かれるのだが、ラフィはこれを断るのだった。
ラフィはシュプールと結婚すると宣言し、彼女の父もこれを認めた。涙を流すシュプール。
だが、彼らにスフェン教会の魔の手が迫っていた。味方の裏切りもあり、シュプールとラフィは重傷を負う。ラフィは最期の力で奇跡を使ってシュプールの負傷を治し、「きっと、これが私の『役目』だったのよ」と言い、命を落とした。
結果的に、シュプールは彼女の奇跡(魔術)を受け継ぐこととなる。
場面は「剣聖の秘剣」についてラフィがシュプールに語ったシーンへと移る。秘剣は失われたが、「秘剣を超える剣にたどり着いた人」なら剣聖になり得ると言うラフィ。
そして場面は現在に戻り、ベリルが「ゼノ・グレイブルの剣」を構えたシーンと重なるのだった。
そしてついに戦闘開始。シュプールは刺突剣を放つが、ベリルはこれを弾き返す。ベリルの剣はシュプールの剣の刃を潰していた!
ここで27話は終了。
第28話『おっさん、決着!』
ベリルとシュプールの戦闘は一進一退。そしてシュプールは魔力を剣に込めて攻撃する。
シュプールのイメージでは、刺突剣でベリルの体に風穴を開けているのだが、ベリルはことごとくシュプールの剣の軌道をかわすのだった。
やがてシュプールは刺突剣で傷を与える、というイメージが消え、「くそっ」と呟く。そして次の瞬間、ベリルがシュプールの左顔面に斬撃を与え、ついに決着を迎えるのだった。
※教会騎士団はこちらの記事でも取り上げています。補足にどうぞ。
まとめ
『片田舎のおっさん、剣聖になる』6巻の感想と紹介でした。
全編バトルシーンの6巻、読み応えがありました。改めて乍藤先生の画力と表現力は素晴らしいと思います。
シュプールの生死については不明ですが、致命傷のようです。このまま命を落とすのか、それとも魔術で一命は取り留めるのか、次巻で明らかにされるでしょう。
個人的には、ここで消えるには惜しいという気もします。
そして、逃げた司教をベリルたちはどうやって追うのか、今後の展開も楽しみなところです。
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この記事はここまでです。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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