教会騎士団との戦闘を終え、舞台は魔術師学院へ
放ってくれない件~』7巻
漫画:乍藤和樹 原作:佐賀崎しげる/鍋島テツヒロ
掲載紙:どこでもヤングチャンピオン/秋田書店
「なろうの最終兵器」とも呼ばれているこの作品、アニメ放送も目前です!
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『片田舎のおっさん、剣聖になる』7巻のあらすじ
ベリルはミュイの後見人となり、ミュイは志願してベリルに弟子入り。同時に魔術師学院の「剣魔法科」に通うことになる。
魔術師学院の教頭・ファウステスはかつての魔法師団のエースで、「剣魔法」には思うところがあるようだが、それは彼の過去に理由があるのだった。

主要な登場人物

【ベリル・ガーデナント】
本編の主人公で剣術の達人。
レベリオ王国内ではすでに「片田舎の剣聖」として有名になっているが、本人は至って謙虚。
中年になるまで片田舎の町で剣術道場を営んでいたため、それが自分の身の丈に合った生き方だと思っていたが、そう思っていたのは本人だけのようであるw。
現在はレベリオ騎士団の”特別指南役”だが、ルーシーの頼みで魔術師学院で剣術を教えることになる。

【ミュイ・フレイア】
盗賊団に身を置いていた少女で、姉の行方を追っていた。炎の魔法が使える。
ベリルと出会ったことがきっかけで、レベリス王国の魔法師団に保護された。大人には反抗的な態度で口も悪かったが、ベリルらが姉の事件を解決したことで彼らに信頼を置くようになった。
態度も少し軟化したが、ベリルのことは相変わらずおっさん呼びしているw。

【フィッセル・ハーベラー】
ベリルの元弟子のひとりで魔法師団のエース(※)。
魔術師学院に新設された「剣魔法科」の教師も務め、ミュイを受け持つことになった。
(※)魔法師団長に次ぐ実力者がエースと呼ばれている
『片田舎のおっさん、剣聖になる外伝 はじまりの魔法剣士』1巻
初の公式外伝コミカライズ! フィッセルがベリルの道場で修行していた頃の物語。
フィッセルの負けず嫌いなところと”誰よりも努力する姿”が描かれています。剣技についての細かい解説もあり、本編ファンなら間違いなく楽しめる内容です!
(※巻末にデジタル版限定特典イラストを収録)
7巻の新キャラ

【ファウステス・ブラウン】
魔術師学院の教頭で、かつて魔法師団のエースと呼ばれていた人物。「念動術の達人」で、その精度はルーシーに匹敵するという。
「魔術師が魔術以外の武器に頼ってはならない」という主義だが、剣魔法を嫌っている訳ではない。
ただ、過去の苦い経験により剣魔法には複雑な思いを持っている。

【フレドーラ・エネック】
魔術師学院の女生徒で、ミュイの友人になりそうなキャラ。
魔力量が少ないため剣魔法科に移ってきたのだが、剣術訓練でベリルに「筋が良い」と褒められるなど、期待の逸材か?
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『片田舎のおっさん、剣聖になる』7巻のストーリー展開
第29話『おっさん、目を覚ます!』
ベリルはシュプールとの死闘を終えた2日後に目を覚まし、黒幕のサルレオネ司教はアリューシアら王国騎士団が捕縛していた。
他国の司教を捕縛できたのは、ミュイがスフェン教会に侵入した際に”人身売買の証拠”を持ち出していて、それがアリューシアの手に渡ったからであった。
ベリルはスフェン教会でやむを得ずヘリカを斬ったことをミュイに詫びようとするが、ミュイはそれを遮る。最後に姉に会えたことですでに”心の整理”をつけており、前へ踏み出そうとしていたのだった。
そしてミュイはベリルに「剣を教えて欲しい」と頼み、ベリルはそれを承諾した。
最後、ベリルがひとり酒場で飲みながらカウンターを指でトントンと叩き、戦闘時の仮面を付けたシュプールの姿を浮かべるシーンで31話は終了。
第30話『おっさん、引っ越す!』
ベリルはミュイを弟子にするとルーシーに報告。それを聞いたルーシーはベリルにミュイの後見人になるよう依頼する(※)。
(※)今後、魔術師学院へ通うことになるミュイには身元保証人が必要となるため
ベリルは迷いなくこれを承諾。大人に反抗的なミュイだったが、ヘリカの事件を解決したことで今はベリルを信頼しており、ミュイも承知の上でのことだった。
ルーシーはベリルに事件解決の褒賞代わりとして”使っていない別荘”を譲り渡し、ミュイはベリルと同居することになった。
引越しにはアリューシアなどベリルの元弟子たちにヘンブリッツも駆けつけた。
皆で食卓を囲んだ際、ミュイが魔術師学院の「剣魔法科」に通うことが話題になる。
そしてフィッセルが「私が(そこの)先生」と自慢げに言うと、ベリルは「フィッセルが剣を教えるのか」と言い、その表情はなぜか引きつっていた。
その理由を知るのはクルニだけのようだが、果たして?

第31話『おっさん、魔術師学院へ!』
ベリルはミュイを連れてバルトレーン魔術師学院を訪れる。出迎えたのはフィッセルと、教頭のファウステス。
ファウステスはミュイを教室へ向かわせ、3人で「ベリルがフィッセルの授業を手伝う打ち合わせ」に入った。フィッセルが「他人に教えるのが下手」(『鬼滅の刃』の炭治郎タイプw)なため、ルーシーが事前にベリルに手伝いを依頼していたのだった。
剣をベリルがサポートし、魔術をファウステスがサポートする形で、なんとも贅沢な組み合わせである。
早速、剣の授業が始まる。生徒のフレドーラは魔力のないベリルに教えられることに不安を覚えるのだが、ベリルから指導を受けると訓練用の的人形を軽く真っ二つにして才能の片鱗を見せた。
フレドーラが「剣で魔法に勝てるのか」とベリルに問うと、ベリルは「俺も気になる」と言って生徒5人を相手に模擬戦を行い、”剣だけで完勝”するのだった。
(ちなみに、ミュイとフレドーラが共闘するシーンも見られます)
”魔術が剣に敗れる”という、その驚くべき光景を目にしたファウステスは、ベリルに「一手願いたい」と申し出るのだった。
『片田舎のおっさん、剣聖になる外伝 はじまりの魔法剣士』1巻
初の公式外伝コミカライズ! フィッセルがベリルの道場で修行していた頃の物語。
フィッセルの負けず嫌いなところと”誰よりも努力する姿”が描かれています。剣技についての細かい解説もあり、本編ファンなら間違いなく楽しめる内容です!
(※巻末にデジタル版限定特典イラストを収録)
第32話『おっさん、魔術を斬る!』
冒頭、若い頃のファウステスとルーシーが会話しているシーンから始まる。
ルーシーは大昔に剣士に敗れたことがあると語り、相手は「かの時代に”剣聖”と呼ばれた剣士」だと言う。ルーシーが剣士に敗れたという事実に驚くファウステスだった。
ファウステスの回想は続く。
過去に剣魔法の資料を見つけて研究しようとした教師(※)がおり、ファウステスも理解を示したが、それを良しとしない魔術師たちによりその教師は命を落としてしまう。
以後、剣魔法に興味を持った学院生徒には「剣には手を出すな」と言い、止めていた。
(※)服装から見て、魔術師学院の生徒ではなく教師だと思います。間違っていたらスミマセン!
そしてベリルとの立ち合いが始まった。
立ち合い早々、ファウステスはベリルが持つ「魔力を宿した”ゼノ・グレイブルの剣”なら魔法・魔術が斬れる」と伝える。それを聞いたベリルは、集中モードに入ったのかのように雰囲気が一変するのだった。
ファウステスは念動術で「土の巨人」や「壁」を作ってベリルを攻めるが、結果は見事な戦法を見せたベリルの勝利。ファウステスは敗北を認め、後日剣の訓練にも自ら参加。生真面目な性格であることが伺えるw。
その後、ファウステスはベリルを学院地下にある「魔法研究所」へと案内する。フィッセルによるとファウステスは当初、学院の最重要機密であるこの場所へ案内するつもりはなかったという。
ベリルの実力と、剣に向き合う姿勢を認めたのだろう。
ベリルが案内されたのは牢屋を兼ねた訓練場。そこには封印された”生物を模した影を生み出すネームド”「ロノ・アンブロシア」がいた。ファウステスによると、「相対した者によって形成される生物が変わる」という。
対峙したベリルに対して「ロノ・アンブロシア」が生み出したのは、”剣士の人影”だった!
第33話『おっさん、影を見る!』
”剣士の人影”は「ロノ・アンブロシア」が初めて見せた形態であり、ファウステスは学院内に警報を出し、職員(=魔術師)を招集する。
”剣士の人影”と対峙したベリルは、シミュレーション上で勝利する結果を予測できずにいた。
そして”剣士の人影”がフィッセルを目掛けて攻撃したところにベリルが割って入る!
ベリルはかろうじて”剣士の人影”に一撃を入れるが、自身も脇腹を負傷。しかし魔術師たちとフィッセルにより”剣士の人影”は封印された。
ベリルは「あれは誰なんだろう」と興味を抱くのだった。
そして場面は変わり、新たな教会騎士団員が登場。
スフェン教会とおぼしき場所で、団長と女性団員”ロゼ”が「恒例のレベリス交友祭」について語っている様子が描かれて、ロゼは「レベリス王国の田舎で剣を習っていた」という。
ここで7巻は終了。
【考察】シュプール再登場の可能性について
シュプールの生死については、コミカライズ版でも小説版でも明言されていません。このためネット上でもさまざまな意見が出ているようです。
筆者は6巻でシュプールの「役目」は終えたと感じているので”死亡説”を取りますが、一方で今後コミカライズ版にシュプールが再登場することも否定はしません。
理由は、コミカライズ版で教会騎士団について設定が相当盛られて小説版にはない戦闘シーンなどが大幅に加えられたことを考えると、8巻以降のコミカライズ版においても同様に加筆されることは十分に予想できるからです。
もちろん、原作小説と別作品になってしまうような大幅な加筆・修正はないと思いますが、物語の本筋を外れない形で、シュプールの存在を8巻以降のコミカライズ版に上手く取り込むことも可能だと筆者は見ています。
シュプールは読者人気も高く、筆者も好きなキャラクターです。
果たして再登場はあるのか。あるとして、再びベリルと敵対するのか、それとも共闘するような形になるのか、いちファンとして想像が膨らみますが、あまり期待しないで待つ、くらいで良いかと思います。
※「設定が盛られたシュプールと教会騎士団」についてはこちらの記事で取り上げています。
まとめ
『片田舎のおっさん、剣聖になる』7巻の感想と紹介でした。
新展開を迎えた7巻ですが、序盤ではベリルがシュプールを思い起こすシーンや喪失感を覚えているような描写があり、ベリルにとっての強敵・シュプールの存在の大きさを感じました。
ベリルに弟子入りして同居することになったミュイは、以前のような尖った感じが薄れて、表情も少し柔らかく描かれています。
姉・ヘリカの不幸を乗り越え、前を向いている姿に彼女の成長ぶりが感じられます。相変わらず口は悪いですが(笑)。
また、レベリオ騎士団の特別指南役であるベリルは、アリューシアから「レベリス交友祭」に引っ張り出されるwことになりそうで、今後の展開にも期待です!
▶︎ ebookjapan「片田舎のおっさん、剣聖になる」7巻
この記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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