「無限城編」第1章以降の公開時期の予想
劇場版『鬼滅の刃』無限城編第1章は2025年7月18日公開であることが発表されました。
ufotableによる無限城の圧倒的な作画が早くも話題になっていて、公開がとても楽しみです。
まずは第2章以降の公開時期について、希望的観測も含めて考えてみます。
作品名 | 劇場公開・放送時期 | ||
劇場版「無限列車編」 | 2020年10月 | ||
TVアニメ第2期「遊郭編」 | 2021年12月 | 〜 | 2022年2月 |
TVアニメ第3期「刀鍛冶の里編」 | 2023年4月 | 〜 | 2023年6月 |
TVアニメ第4期「柱稽古編」 | 2024年5月 | 〜 | 2024年6月 |
劇場版「無限城編」第1章 | 2025年7月 | ||
劇場版「無限城編」第2章 | 2026年7月?? | ||
劇場版「無限城編」第3章 | 2027年7月??? |
※2章以降の公開月はあくまで個人的な予想です
ただ、「無限城編」の劇場公開後に順次TVアニメ化された場合、第2章以降の公開日がずれ込むことも考えられます。
「無限城編」をTVアニメ化して欲しい思いもありますが、劇場版を1年ペースで公開して欲しい思いもあって複雑なところです😅。
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「無限城編」3部作はどこまで描かれる?
多くの方が「無限城編」の内容について予想されています。大きく分けると
2 「無限城編」3部作は黒死牟戦の決着までで、無惨との最終決戦以降はTVアニメになる
と予想されていますが、筆者は2だと考えています。
その根拠は単純で、原作の最終回まで描くとなると、映画3本に収めるには情報量が多すぎると思うからです。最終回まで描くとなるとコミックス約8冊分の分量になるため、すべて消化しようとすればカットせざるを得ないシーンも出てくるだろうし、そういう方向にはならないと思うのです。
なお「無限城編」は、原作コミックスできっちり「ここからここまで」と区切られているわけではありません。
個人的にはコミックス16巻の第140話「決戦の火蓋を切る」から第21巻第179話「兄を想い弟を想い」までがいわゆる「無限城編」で、鬼舞辻無惨が復活して鬼殺隊との実質的な戦闘が始まる第21巻180話「恢復」からが「最終決戦編」だと捉えてます。
もしくは、炭治郎たちが無限城にいる間までを「無限城編」とするなら、無限城から脱出する第21巻の第183話「鬩ぎ合い」までが無限城編と言えるかも。
作品の区分 | 原作の該当範囲 | ||
無限城編 | 16巻第140話「決戦の火蓋を切る」 | 〜 | 第21巻第179話「兄を想い弟を想い」(もしくは第183話まで) |
最終決戦編 | 第21巻180話「恢復」(もしくは第184話から) | 〜 | 第23巻第200話「勝利の代償」 |
鬼の王編 | 第23巻第201話「鬼の王」 | 〜 | 第23巻第203話「数多の呼び水」 |
※表の区分はあくまで個人的な見解です
「無限城編」3部作の構成についての予想
【引用】『鬼滅の刃』無限城編/原作:吾峠 呼世晴・集英社/アニプレックス・ufotable
プロモーションリールより
劇場版3部作は基本的に原作の流れを汲む作りとなり、エピソードの入れ替えがあるとしても最小限になると思います。また、劇場版「無限列車編」が原作13話分・上映時間117分であることを前提に考察しました。
構成についても多くの方が予想されていますが、筆者は以下のように考えています。
エピソード | 原作該当部分 | 話数 | |
第1章 | しのぶ VS 童磨 | 140話〜143話 | 4話分 |
猗窩座戦 | 146話〜156話 | 11話分 | |
計15話分 | |||
第2章 | 獪岳戦 | 144話〜146話 | 3話分 |
カナヲ・伊之助 VS 童磨 | 157話〜163話 | 7話分 | |
伊黒・甘露寺 VS 鳴女 | 164話 | 1話分 | |
無一郎・玄弥 VS 黒死牟 | 165話〜166話 | 2話分 | |
計13話分 | |||
第3章 | 実弥・悲鳴嶼 VS 黒死牟 | 167話〜話179話 | 13話分 |
無惨戦(序盤のみ)※ | 180話〜183話 | 4話分 | |
計17話分 |
※183話までいくとちょっと詰め込みすぎかも知れないので、180話か181話までになるかも。
【第1章】
「胡蝶しのぶ VS 童磨」の戦闘を皮切りに「炭治郎・義勇 VS 猗窩座」の戦闘および猗窩座の過去をメインに描かれる。童磨戦は第2章へ続き、猗窩座戦は決着までを描く。最後、カナヲと童磨が対峙するまでが描かれる。
※キービジュアルにしのぶが大きく描かれているため、おそらく彼女の最期までが描かれ、映画館が悲鳴に包まれるのでは…。
【第2章】
「カナヲ・伊之助 VS 童磨」の戦闘をメインに「獪岳 VS 善逸」の戦闘を描き、童磨戦の後に「伊黒・甘露寺 VS 鳴女」戦が入る。童磨戦と獪岳戦はいずれも第2章内で決着し、黒死牟が登場して無一郎と対峙するところまで描かれる。
※無一郎・玄弥 VS 黒死牟戦が序盤まで描かれると、ここでも観客の悲鳴が聞こえそう。
【第3章】
実弥・悲鳴嶼 VS 黒死牟がメイン。黒死牟の過去と黒死牟戦の決着までを描き、無惨との最終決戦編の序盤までが描かれる。
※ここは無限城編最大の見せ場だと思うので、じっくり描いて欲しい。
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「無限城編」第1章の見どころについて
※筆者の予想通りの展開になる、という前提で進めます😅
胡蝶しのぶの恐るべき計略と覚悟
【引用】『鬼滅の刃』無限城編/原作:吾峠 呼世晴・集英社/アニプレックス・ufotable
プロモーションリールより
蟲柱・胡蝶しのぶは無限城で最初に上弦の弍・童磨と遭遇。奮戦するも、敗北してしまい…。遅れてカナヲが駆けつけますが、一瞬間に合いませんでした。
童磨はしのぶの姉・カナエを殺害した張本人であり、実は伊之助とも因縁のある相手。しのぶ、カナヲ、伊之助の3人が無限城で童磨と対決することになるのも運命のように感じます。
この計略がどのようなものかは無限城編第2章で明らかになるはずなので、原作未読の方はしのぶの犠牲が無駄ではなかったことが分かると同時に、その覚悟のほどに衝撃を受けるかも知れません。
童磨戦での勝利は、間違いなくしのぶ、カナヲ、伊之助の3人の力が集結した結果なのです。
【引用】『鬼滅の刃』原作:吾峠 呼世晴・集英社
第16巻第142話より
致命傷を負ったしのぶ(左)を叱咤激励する亡き姉・カナエ(右)
印象に残るシーンです。
猗窩座の重く悲しい過去
第1章の最大の見どころは、やはり猗窩座の過去でしょう。ネタバレ注意でお願いします。
【引用】『鬼滅の刃』原作:吾峠 呼世晴・集英社
第18巻第155話より
猗窩座が最期を迎えるシーンで恋雪が現れるのですが、ここは無限城編でも屈指のエピソードで、何度読んでも目頭が熱くなってしまいます。
劇場版で猗窩座(狛治)の同情を禁じ得ない過去と最期のシーンを観れば、彼への印象が180度変わる人も多いのではないかと思います。
さらに、術式展開の紋様が”恋雪の髪飾り”であることや、血鬼術の名前が恋雪と見た花火の種類に由来していること、構えや技は”素流”だということも、猗窩座という鬼を知る上で押さえておきたいポイントです。
※上記は原作第18巻155話の”設定こぼれ話”の中で語られています。
カナヲの「煽りの呼吸」とは?
少し重い話が続いたので、視点を変えます。
カナヲは童磨と対峙し、しのぶを殺害されたことで最初は怒りに身を震わせましたが、その後冷静になり童磨を挑発します。これが胸を空くような見事な煽り文句で、鬼滅ファンから「煽りの呼吸」と呼ばれていますw。その一部がこれ⬇️
【引用】『鬼滅の刃』原作:吾峠 呼世晴・集英社
第18巻第157話より
これは「煽り文句」の一部に過ぎませんw
このカナヲの一連の挑発は、いつもケラケラと笑ってとぼけている童磨を真剣な表情にさせます。
これまで大人しい印象しかなかったカナヲが、思いっきりキツい言葉で童磨を煽ったのも、目前で敬愛するしのぶの命を奪われたことへの激しい怒りと強い嫌悪感からでしょう。
ただでさえ童磨の言動は人(鬼)を不快にさせることが多かったので、ここは「もっと言ってやれ!」と思った読者も多いかもw。
それと、カナヲは「上弦の弍」である童磨と対峙して、その強さと恐ろしさを肌身で感じたため、恐怖心を消すために敢えてこういう煽り文句を言っている側面もあるのでした。
さらに、この”煽り”はカナヲの「時間稼ぎ」とも取れるのですが、ネタバレになるので理由は伏せておきます!
なお、悲鳴嶼さんも黒死牟に向かって「煽りの呼吸」を駆使しますが、これは第3章の楽しみ。
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まとめ
劇場版『鬼滅の刃』無限城編3部作の公開時期や構成などの予想でした。
あくまでいちファンの勝手な予想なので、外れても大目に見ていただけるとありがたいです😅。
アニメ『鬼滅の刃』もいよいよ佳境に差し掛かりました。2019年のアニメ化から楽しませてもらっていますが、製作陣の方々には今のままのクオリティで最後まで続けていただきたいと願っています。
この記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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