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『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻の魅力と見どころを深掘り解説!アニメ化決定作品の最新刊を徹底レビュー

『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻アイキャッチ お気楽領主の楽しい領地防衛
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ヴァン、ついに戦地へ|新展開に注目の第7巻

【出典】『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻 原作:赤池 宗 作画:青色まろ/コミックガルド

『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻は、累計発行部数200万部を突破した大人気シリーズの最新刊。
本作品は「小説家になろう」でも3億PVに迫る圧倒的人気を誇っており、2025年4月にはついにTVアニメ化されることが発表されました(いちファンとしても、嬉しい限りです!)。
7巻では物語が大きく動き出し、ディーノ王の視察や新たな危機が迫るなど、シリーズの転換点となる重要な内容が描かれています。

 

大人気の『お気楽領主の楽しい領地防衛』ついにアニメ化決定!
(2025年4月20日現在の情報)
まだ第一報という段階ですが、今後の情報が楽しみです!

 

公式 – X

 

『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻のあらすじ

スクーデリア王国・ディーノ王の突然の来訪。「強者好き」のディーノ王は、パナメラからヴァンに関する報告を受けて並々ならぬ関心を示し、自らの目で確かめるべく視察に来たのだった。
城壁やバリスタなどを作り出すヴァンの生産系魔術に驚き、感動したディーノ王はヴァンに王都での活躍を提案するのだが、ヴァンは自らの領地”セアト村”の永住権を所望する。
そんな中、セアト村は隣国イェリネッタ王国からの攻撃を受け、これを撃退。
これが戦端となり、参戦を要請されたヴァンは軍を編成して城塞都市スクデットへ向かったのだが…。
ヴァンの目標は「お気楽生活」ですが、セアト村に来てからトラブル続きの毎日。
そしてとうとう戦場へ向かうことに。果たしてお気楽生活は実現できるのか?

 

▶︎ ebookjapan「お気楽領主の楽しい領地防衛」7

 

主要な登場人物

ヴァン

【ヴァン】

本編の主人公。フェルティオ公爵家の四男で現在8歳だが、転生者で現代日本ではアラサーのリーマンだった。
魔術適性が役立たずとされる「生産系魔術」だったため、侯爵家から辺境のセアト村へ追放された。
しかしヴァンは膨大な魔力を持っており、生産系魔術を使ってセアト村を城塞都市へと作り変えてしまう。さらに緑森竜討伐の功績により叙爵されて男爵となり、実家からの独立を果たした。

ディーノ王

【ディーノ王】

セアト村が属するスクーデリア王国の現国王。
実力主義者で、有能な人材を好む傾向がある。また自身も「四元素魔術」(水)の使い手でもある。

アペルタ

【アペルタ侯爵】

スクーデリア王国の宰相で、「四元素魔術」(風)の使い手。”切れ者”といった感じだが、ヴァンの第一印象は「意地悪そう」(笑)。
ヴァンの緑森竜討伐の件を「珍事」と称し、セアト村へ向かう国王に着いてきたw。

ピスタ

【ピスタ】

スクーデリア王国の第5王子で現在9歳。後学のためセアト村にやって来た。ヴァンの第一印象は「エルフみたいな美形少年」。まあ、確かに(笑)。
セアト村の様子を見て多くを学び、ヴァンを自身の目標に据えた。

アルテ

【アルテ】

フェルディナット伯爵家の令嬢で、現在10歳。魔術適性は「傀儡の魔術」で、両親から冷遇されていたため臆病で引っ込み思案な性格になっていた。
ヴァンの勧めでセアト村の住民たちに傀儡の魔術を使った「人形の舞」を披露し、賞賛されたことで自信を持ち、明るく笑えるようになった。

ティル

【ティル】

侯爵家時代からのヴァンの専属メイドで、現在18歳。器量よしで気立てもよく、ヴァンを陰から支えている姉的な存在。

カムシン

【カムシン】

街で奴隷として売られそうだったところをヴァンに救われ、そのまま侯爵家で雇われた。このためヴァンに強い恩義を感じており、彼を守るため剣の修行に励んでいる。現在10歳。

 

この作品が好きな方には『万能「村作り」チートでお手軽スローライフ』もおすすめです。
表紙のメイドさんがいいキャラしてますw。
同じ異世界ファンタジー物で、主人公が実家から追放&領地経営という共通点もあり、楽しめると思います!

 

『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻のストーリー展開

第32話『謁見』

ディーノ王の政治的・戦略的思考が展開され、王国の現状が語られる。

宰相であるアペルタ侯爵や、第1王子セルジオと第5王子ピスタについても読者に示され、スクーデリア王国の置かれた現状などがよく分かる内容です。
また、ディーノ王が戦争の「抑止力」について語る内容には説得力があります。
各国が他領を虎視眈々と狙う時勢の中、ディーノ王はヴァンを「有能な人材」と見込み、遠路はるばるセアト村へ自ら赴いたのだった。
国王直々の訪問に驚くヴァンたち一同。しかしヴァンは国王にも冷静に受け応えし、国王は「面白いやつだ」と口にした。
ディーノ王は、威厳がありながらも屈託のない笑顔を見せるなど、人間的にも魅力的なキャラだと感じました!

 

第33話『観光案内』

ヴァンは国王たちにセアト村を”観光地”として紹介して回る。

そんな中、パナメラの提案でヴァンが生産系魔術で実際に武器を作るところを披露し、国王はヴァンが「生産系魔術」でこれだけのことをやってのける点と、膨大な魔力量に目を見張る。

そして「驚き疲れた」国王は休息を所望。ヴァンは湖の東屋へ案内すると、アプカルルたちが増えていてヴァンは驚く(笑)。新たにアフト族が加わっていたのだった。
国王は族長のラダプリオラと言葉を交わし、幻の金属・オリハルコンを受け取る。
ヴァンはそれをその場で”こっそり”加工。苦労しつつも見事な刀剣を作り出した。

流石のヴァンでもオリハルコン鉱を加工するには骨が折れたようです。
国王たちは加工をドワーフ族に依頼しようと話していて、その対価は白金貨100枚以上かかるとのこと(白金貨1枚=日本円で約1億円!)。

それを見た国王は「望みがあれば聞こう」と提案。そこでヴァンはセアト村での「永住権」を求めるのだった。

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第34話『永住権』

セアト村に着任して以来、災難やトラブル続きのヴァンだが、永住権を求めたのは「お気楽生活」をまだ諦めていないからであった(笑)。

ヴァンを王都へ連れていくつもりだった国王だったが、セアト村での永住権を認める。
ヴァンの村作りの実績や人望の厚さを確認し、「極めて有能な人材」と評価した国王は総合的な判断を下したのだ。

政治的なことは抜きにして、国王はヴァンの人柄にも好感を抱いたようです。

そんな中、村へ「灰色のドラゴンが飛んでいる」との一報が入る。
その正体は単独で飛ぶ「二足飛竜」(ワイバーン)で、本来なら群れでいる性質のもの。その様を見た国王たちは、隣国であるイェリネッタ王国の仕業だと気づく。

そして国王がヴァンにその情報を伝えると、ヴァンは部下や協力者たちに的確な指示を出す。国王はその統率力にも感心するのだった。

 

この作品が好きな方には『万能「村作り」チートでお手軽スローライフ』もおすすめです。
表紙のメイドさんがいいキャラしてますw。
同じ異世界ファンタジー物で、主人公が実家から追放&領地経営という共通点もあり、楽しめると思います!

 

第35話『侵略者』

国王たちの読み通り、ワイバーンを操っていたのはイェリネッタ王国で、その第8王子・ウニモグが一軍を率いていた。
スクーデリア王国への侵攻を目論むイェリネッタ王国は、入念に準備を重ねて軍事行動に出たのだが、流石にヴァンの村の開拓スピードと規模については計算外。
突如現れたとしか思えない城塞都市にウニモグの部下たちは驚きを隠せないが、肝心のウニモグは敵の脅威を感じ取れず、予定通り進軍するよう部下へ指示するのだった。

ここではウニモグの判断の甘さと残念な人間性が描かれています。典型的なパワハラ上司といった立ち振る舞いで、ヴァンとはまさに真逆。
狼狽する部下たちが気の毒に思えます😅。
指揮官がこれでは、ただでさえ強者・精鋭揃いのヴァンたちに敵うはずもない。
制止する部下の意見には耳を貸さず、ウニモグは城壁にワイバーンを向かわせたが、ヴァンの「新兵器」により撃退される。
そしてウニモグは部下ともどもディーノ王らによる「四元素魔術」の攻撃を受けるのだった。

 

第36話『出陣』

捕えられたウニモグは、イェリネッタ王国の侵攻計画を全て白状。イェリネッタの攻撃目標は、ヴァンの実家であるフェルティオ侯爵家だった。

ヴァンはアペルタから城塞都市・スクデットでの戦闘に参加するよう要請され、駄々をこねるも断るのは無理と悟り、引き受ける。そしてディーノ王、パナメラもそれぞれ行動に移るのだった。

早速ヴァンはスクデットまでの行軍の準備と、自分が不在の間のセアト村の防衛対策に取り掛かる。
ティルとカムシンは予想通りヴァンに着いて行くと言って譲らず、同行することに。

そしてアルテも、強い意志を持って同行したいとヴァンに申し出ます。
自分の意見を言えるようになったアルテに、ヴァンも認めざるを得ませんでした。
精神的に大きく成長していくアルテ。今後が楽しみなキャラです。

ヴァンは実父のジャルパ・フェルティオ侯爵のことを「頭おかしい(笑)けど能力は高い」と評し、侯爵領である”難攻不落のスクデット”についても心配ないと思っていた。

ヴァンは魔術適性が生産系魔術と分かった際、ジャルパから手打ちにされる寸前だった(コミックス1巻参照)ので、父親のことを頭おかしいと言ったのでしょう。
この作品世界では、ジャルパの貴族としての価値観は普通と言えるのですが、ヴァンは転生者なので価値観も考え方も根本的に違うのです。

だが、ヴァンたちがスクデットに到着したとき、目にした光景は…。

ここで7巻は終了。

 

読者の反応

『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻は、発売と同時に多くの読者から高い評価を獲得しています。
特にSNSでは熱狂的な反応が相次ぎました。

主なレビューサイトやSNSでの反応を見てみると

・「アルテの笑顔に癒された!心の成長が本当に素晴らしい」(Xより)

・「国王かっこよすぎ!イケオジ感がたまらない」(Xより)

・「ヴァンの”僕にこの村の永住権をください!”というセリフに泣けた。自分の信念を貫く姿が格好いい」(読書メーターより)

・「7巻は特に作画のクオリティが高い!アニメ化が楽しみすぎる」(コミックシーモアレビューより)

また、コミックシーモアでは高評価レビューが多数寄せられ、「物凄く気持ちの良い内容」「楽しく読めました」といった声も見られました。

読後感が良く、満足度が高いのもこの作品の特徴。エンタメとして非常に優れた作品だと思います。

ベストセラーランキングでも、BookLive、シーモア、ebookでは少年漫画1位、総合2位を獲得するなどその人気ぶりは健在です!

 

 

まとめ

『お気楽領主の楽しい領地防衛』7巻の感想と紹介でした。
これまでも決して「お気楽」とは言えなかったヴァンの領地経営。しかしヴァンの持ち前のポジティブさと、脇を固める個性豊かなキャラたちにより、楽しく見えてしまうのがこの作品です。
セアト村を城塞都市に作り変え、男爵となったヴァンですが、7巻ではディーノ王の来訪と同時に戦争へ参戦するという新展開を迎えました。
ヴァンの実家のフェルティオ侯爵家の父親ジャルパや3人の兄たちは、1巻以降全く登場していませんが、今後再登場もあり得ると思います。
早々に貴族として独立しディーノ王にも認められたヴァンに、彼を追放した家族がどう接するのかも気になるところ(長兄のムルシアだけはヴァンの味方でしたが)。
次巻を楽しみに待ちたいと思います。
アニメ化も決まった大人気の本作。これをきっかけに、まだ未読の方も手に取ってみてはいかがでしょうか。
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この記事はここまでです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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